■症例概要
30代後半、製造業に勤務されている男性の患者様の事例です。仕事中に重い荷物を持ち上げようとした瞬間、腰に激痛が走り、その場から動けなくなってしまいました。直後は歩行困難な状態で、ご家族に支えられながら、何とか当院へご来院されました。近々外せない仕事の案件を控えており、「とにかく早く動けるようにしてほしい」と大変焦っていらっしゃる状態でした。
■施術前の状態
初診時、炎症が非常に強く出ており、腰をまっすぐに伸ばして立つことができない状態(逃避姿勢)でした。 詳しく検査したところ、過度な肉体労働によって骨盤の仙腸関節(せんちょうかんせつ)に強いロック(歪み)がかかっており、それをかばうために腰方形筋や臀部の筋肉が異常なスパズム(筋肉の急激な痙攣・過緊張)を起こしていました。少しの体重移動でも激痛が走り、靴下を脱ぐ動作や寝返りも打てないほど重症な状態でした。
■施術と改善への道のり
初日は強い炎症を考慮し、腰の患部へ無理な刺激を与えるのは避け、まずは骨盤まわりの関節のロックを優しく解放する矯正から行いました。周辺の関連筋肉の緊張を緩めることで、初回の施術後には「支えがなくても自力でゆっくり歩ける状態」まで回復。 3回目からは炎症の引いたタイミングを見極め、根本原因である骨盤深部の筋肉へアプローチ。可動域を広げる施術にシフトしました。あわせて、お仕事復帰時の再発を防ぐため、コルセットの正しい使い方や、腰に負担をかけない「物の持ち上げ方(股関節の使い方)」の動作指導を行いました。
■改善後の生活の変化
計6回の施術を終える頃には、前屈やひねり動作の痛みも完全に消失。無事にお仕事の大事な案件にも間に合い、遅れをとることなく現場へ復帰されました。 現在は「以前よりも腰が軽くなり、仕事終わりの疲労感が全然違う」と喜んでいただいています。現在は、再びギックリ腰を繰り返さないタフな体づくりのため、当院で定期的な骨盤メンテナンスと体幹トレーニングを継続されています。
ギックリ腰は「時間が経てば治る」と放置すると、慢性的な腰痛に移行したり、何度も再発を繰り返す原因になります。動けないほどの急な激痛にお困りの際は、我慢せずすぐにアスラボ.鍼灸整骨院へご連絡ください。
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