症例報告

【改善事例】(膝蓋腱のトラブル)20代男性:階段を下りる瞬間に膝の皿の下に走る激痛、しゃがむ動作も苦痛な不調

【改善事例】20代男性:階段を下りる瞬間に膝の皿の下に走る激痛、しゃがむ動作も苦痛な不調(膝蓋腱のトラブル)

■症例概要

20代後半、趣味のフットサルを楽しんでいる営業職の男性患者様の事例です。2ヶ月ほど前から、プレー中にダッシュやジャンプをした際、「右膝のお皿のすぐ下」にピキッと鋭い痛みが走るようになりました。最初は運動時だけだった症状が次第に悪化し、最近では仕事中に階段を下りる瞬間や、営業先で正座・しゃがむ動作をとるだけでも膝の皿の下にズキッと激痛が走るように。「大好きなフットサルを辞めなければいけないのか…」と強い焦りと不安を抱えて当院にご来院されました。

■施術前の状態

詳しくお身体のバランスや膝の曲げ伸ばし動作(バイオメカニクス)を分析したところ、膝の皿の下にある「膝蓋腱(しつがいけん)」の付け根にパンパンに張った硬結と、押すと飛び上がるほどの強い圧痛(炎症)が確認されました。 さらに根本原因を突き詰めると、日頃のデスクワークや運転時の姿勢の癖から「骨盤が後ろに倒れて固定(骨盤の後傾)」しており、太ももの前の大きな筋肉(大腿四頭筋)が常にピンと突っ張った状態になっていました。この状態でジャンプや階段の昇り降り(エキセントリック収縮:伸びながら力を発揮する動き)を行うことで、膝の皿を介して腱の引き裂きストレスが何倍にも増幅され、限界を迎えて悲鳴を上げていることが激痛の正体でした。

■施術と改善への道のり

膝の皿の下は非常に引っ張りストレスを受けやすい部位なため、痛む患部だけをマッサージすることは避け、まずは膝蓋腱への過剰な牽引力を止めるために「骨盤矯正」から開始しました。後ろに倒れていた骨盤を正しく立て、背骨から股関節への軸(アライメント)を整えることで、太ももの前側の筋肉が自然と弛緩できる環境を作っていきます。 土台が整った段階で、膝を上方に強く引っ張っていた太ももの深層筋肉(大腿直筋・中間広筋)や股関節まわりの筋肉へ的確に手技アプローチを施し、しなやかな柔軟性を徹底的に取り戻していきました。 あわせて、当院の得意分野である運動療法(ラボ機能)として、着地時に膝だけで衝撃を受け止めないための「股関節と足首を使った正しいクッション動作」を指導し、自宅でできる太もも前のセルフストレッチを伝授。4回目の施術を迎える頃には、階段を下りる際の恐怖心が劇的に減少していきました。

■改善後の生活の変化

計8回の施術を重ねることで、階段の下りやしゃがむ動作での膝の皿の下の痛みは完全に消失。大好きなフットサルに復帰しても、ダッシュやジャンプで膝に違和感すら出ない状態まで回復されました。 「膝を曲げるのすら怖かったのが嘘のようです!股関節から動かす感覚が掴めたおかげで、プレー中の切り返しも鋭くなり、以前よりパフォーマンスが上がりました」と、本当に嬉しそうなハツラツとした笑顔でお話ししてくださいました。現在は、再び膝に負担を集中させないタフでしなやかな身体を維持するため、定期的な骨盤メンテナンスと体幹・股関節のトレーニング(ラボでの運動療法)を継続されています。

膝の皿の周辺や下の痛みは、湿布を貼ったり膝サポーターで固めたりするだけでは、動かし始めた途端に再発を繰り返しやすい部位です。本質的な原因は、骨盤のゆがみや股関節のロックによる「太もも前側の過剰な引き伸ばしストレス」にあります。膝の曲げ伸ばしや階段動作に少しでもピキッとした違和感を覚えたら、重症化する前にぜひ一度アスラボ.鍼灸整骨院にご相談ください。


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