交通事故

【交通事故】相手方の保険会社から「もうすぐ治療打ち切りです」と言われた時に、慌てず取るべき正しい動態評価と対応策

【交通事故】相手方の保険会社から「もうすぐ治療打ち切りです」と言われた時に、慌てず取るべき正しい動態評価と対応策

こんにちは!鹿児島市のアスラボ.鍼灸整骨院です。

交通事故の施術を続けている中で、相手方の保険会社からこのような連絡が来て焦った経験はありませんか?

  • ✅「事故から3ヶ月経ったので、そろそろ治療は終了(一括対応打ち切り)となります」と言われた
  • ✅首や腰の痛み、痺れ、重だるさがまだ残っているのに通院をやめさせられそう
  • ✅「これ以上の通院は自己負担になります」と脅されるように言われて不安
  • ✅整形外科の医師に痛みをうまく伝えられず、診断書に「経過良好」と書かれてしまっている
  • ✅痛みが残っている状態で施術を終了して、後遺症にならないか心配

事故から2〜3ヶ月が経過したタイミングで、保険会社から治療費の打診や「打ち切り通知」が届くケースは非常に多く存在します。

しかし、保険会社の打ち切り通告=施術をやめなければいけない、ではありません。

今回は、保険会社から治療打ち切りを打診された際に慌てず取るべき「正しい動態評価(客観的データの収集)」と「具体的な対応策」を、バイオメカニクスと法務的観点から解説します。


■ なぜ保険会社は「3ヶ月」で打ち切りを打診してくるのか?

相手方の損害保険会社は、一般的なむち打ち症(頚椎捻挫等)の平均的な治癒期間を「2〜3ヶ月」とする社内目安(一括対応の目安)を持っています。

そのため、事故の規模や身体の打撃深度に関わらず、機械的に3ヶ月前後のタイミングで「そろそろ一括対応(保険会社からの直接支払い)を終了します」と連絡してくるのです。

ここで慌てて「保険会社が言っているから…」と施術を自己中断してしまうと、本来改善すべき深層筋肉の過緊張や関節の可動域制限が残り、将来的な後遺症につながるリスクが高まります。


■ 治療延長と適切な後遺障害認定に不可欠な「動態評価」とは?

保険会社や医師に対して通院延長の必要性を主張するためには、単に「まだ痛い」「辛い」という主観的な訴えだけでは不十分です。客観的かつバイオメカニクス的な「動態評価(動作・機能障害の数値・データ化)」が必要となります。

1. 頚椎・腰椎の多軸可動域(ROM)の客観的測定

前屈・後屈・回旋・側屈の動きにおいて、正常可動域に対して何度制限がかかっているかを数値で測定・記録します。「可動域制限(関節が曲がらない・ひねれない)」が存在することは、施術継続が必要な明確な医学的根拠となります。

2. 関節滑走不全と代償動作の特定

事故の衝撃によって生じた深層筋(後頭下筋群や多裂筋など)のスパズム(過緊張)や、それに伴う「代償動作(庇い運動)」を評価します。動きの異常パターンを明確にすることで、まだ治癒していない事実を提示します。

3. 神経学的検査とペインスケールの定時記録

ジャクソンテスト・スパーリングテストなどの神経根圧迫テスト、ならびに深層腱反射、感覚障害の有無を定期的に確認し、経過を記録として蓄積します。


■ 保険会社から「打ち切り」と言われた時に取るべき4つの対応策

1. 担当医に「現在の動態評価」と症状を正確に伝え、通院必要性を訴える

治療費の支払いを判断する最終権限は保険会社ではなく「主治医」にあります。当院での動態評価データ(可動域制限や深層筋の緊張状態)を主治医に共有し、診断書や意見書に「施術継続が必要である」旨を記載してもらいましょう。

2. 自分の判断で通院を自己中断しない

「打ち切ります」と言われたからといって通院を即座にやめてしまうと、「完治した」とみなされてしまいます。痛みが残っている場合は、意思表示をして正当な手続きを踏むことが重要です。

3. 弁護士(弁護士費用特約)への早期相談

ご自身の自動車保険や火災保険に付帯されている「弁護士費用特約」を活用すれば、実質負担0円で交通事故専門の弁護士に相手方保険会社との交渉を依頼できます。弁護士が入ることで、治療期間が適切に延長されるケースが多々あります。

4. 健康保険へ切り替えて通院を継続する(一括対応が終了した場合)

万が一、相手方保険会社の一括対応が打ち切られた場合でも、主治医の許可のもと「健康保険」に切り替えて施術を継続することができます。最終的に手元に残る後遺障害診断書や慰謝料請求において、通院実績を継続させることが圧倒的に有利となります。


■ アスラボ.鍼灸整骨院の「交通事故専門サポート」

当院では、単に施術を行うだけでなく、患者様が安心して治癒を目指せる環境を整えています。

  • 詳細な動態評価レポートの作成:バイオメカニクスに基づいた可動域測定・深層筋評価を実施し、客観的な身体の状態をデータ化します。
  • 整形外科・弁護士との連携:医療機関での診察サポートや、交通事故に強い弁護士事務所とのスムーズな連携体制を構築しています。
  • 自賠責保険適用で窓口負担0円:交通事故の被害に遭われた場合、自賠責保険の適用により負担金なしで専門施術を受けられます。

■ よくある質問

Q. 保険会社から「今月で支払いを止めます」と言われたら、もう通えませんか?

A. いいえ、通えます。保険会社が言っているのは「一括支払いの停止」であり、治療の終了を命令する権限はありません。医師の必要性診断や弁護士の介入、または健康保険への切り替えにより通院を継続することが可能です。

Q. 整形外科と整骨院を併用している場合、どちらに行けば良いですか?

A. 両方通い続けることが重要です。整形外科で定期的な経過観察と痛み止めの処方・診断書の更新を受けつつ、当院でバイオメカニクスに基づいた動作改善や深層筋リリースを受ける併用通院を強く推奨しています。

Q. 痛みが残ったまま打ち切られた場合、後遺障害の申請はできますか?

A. 可能です。ただし、適切な後遺障害認定を受けるためには、しかるべき期間(目安として6ヶ月以上)の通院実績と、明確な動態評価・画像データ等の定時記録が必要となります。だからこそ早期からの客観的データの蓄積が重要です。


■ まとめ

保険会社からの「治療打ち切り打診」は、あくまで保険会社側の都合による目安に過ぎません。

痛みが残っている状態で無理に終了せず、バイオメカニクスに基づいた「客観的な動態評価」を取得し、正しく主張・対応していくことが、お身体を完治させ後遺症を防ぐ唯一の方法です。

「打ち切りと言われて不安」「痛みが残っているのにどうすればいいかわからない」という方は、ぜひ一度アスラボ.鍼灸整骨院へご相談ください。


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