【改善事例】(腱鞘炎・手首の痛み)30代女性:スマホの操作や赤ちゃんの抱っこで悪化した手首の痛みが改善|鹿児島市アスラボ.鍼灸整骨院
「赤ちゃんを抱っこしたり、授乳姿勢をとるたびに手首の親指側がピキッと激しく痛む」
「片手でスマートフォンを操作しようと親指を動かすと、手首に刺すような痛みが走る」
育児や日常のちょっとした手の動作で走る手首の激痛に、日々悩まされていませんか?
今回は、病院でサポーターや湿布を処方されても改善せず、毎日の育児や家事に支障をきたしていた30代女性(育休中のママさん)が、当院のバイオメカニクス(運動力学)アプローチによって根本改善された事例をご紹介いたします。
■症例概要:30代女性・主婦(育児中)
鹿児島市内に在住の30代前半、生後4ヶ月のお子様を子育て中の女性患者様の事例です。
出産から約2ヶ月が経過した頃から、右手の親指の付け根から手首にかけて重だるい違和感が出現。最初は一時的な疲労かと思っていたものの、赤ちゃんの体重が増えるにつれて首や頭を支える抱っこ動作、授乳時の体勢、さらには片手でのスマートフォン操作やペットボトルのキャップを開ける瞬間に「ズキッ」と刺すような激痛が走るようになりました。
痛みに耐えかねて整形外科を受診したところ、「ドゥ・ケルバン病(狭窄性腱鞘炎)」と診断され、手首を固定するサポーターと湿布を処方されました。医師からは「できるだけ手首を使わずに安静にしてください」と言われたものの、毎日の授乳や抱っこ、オムツ替えを休むわけにはいきません。
痛みを庇いながら育児を続けた結果、痛みが腕全体や肩にまで広がり、「抱っこ中に痛さで赤ちゃんを落としてしまったらどうしよう」と大きな強い不安とストレスを抱え、根本的な施術を求めて当院にご来院されました。
■施術前の状態・バイオメカニクス的評価
ドゥ・ケルバン病(手首の腱鞘炎)は、手首の親指側にある腱鞘(腱を通すトンネル)と、そこを通る2本の腱(短母指伸筋腱・長母指外転筋腱)が過度の摩擦によって炎症を起こす障害です。当院では痛む手首だけに目を行き届かせるのではなく、産後の骨格変化や上半身全体の運動連鎖(キネティックチェーン)を評価いたしました。
評価の結果、以下の3つの構造的・運動学的な問題が見つかりました。
① 赤ちゃんの抱っこ姿勢による「前腕の過度な内ねじれ」と手首の過伸展
赤ちゃんを抱っこする際、頭や体を支えるために首や手首を内側に強くひねり(前腕回旋)、親指を支点にして持ち上げる不自然な力学パターンが定着していました。これにより、親指を伸ばす腱が常に引っ張られ、腱鞘との摩擦が極限まで高まっていました。
② 抱っこ・授乳に伴う「巻き肩」と肩甲骨のアライメント不全
長時間の抱っこや授乳姿勢によって胸の筋肉が縮こまり、著しい「猫背・巻き肩」になっていました。肩甲骨が外側に開いて固定されたことで、腕や肘の筋群が正常に機能せず、手先・手首の筋肉だけで重さを支える代償動作が発生していました。
③ 産後のホルモンバランス変化による関節・腱の弛緩と炎症増幅
産後は「リラキシン」という関節や靱帯を緩めるホルモンの影響が残っており、手首や指の細かい関節がぐらつきやすい状態にありました。ぐらつく関節を固定しようと周囲の筋肉や腱が過剰に緊張し、通常以上に摩擦炎症が起きやすいバイオメカニクス状態に陥っていました。
■施術と改善への道のり
炎症を起こして激しく痛む手首の親指側を強引に揉んだりマッサージすることは、かえって腱鞘の炎症を悪化させる危険があるため絶対に行いません。当院では、手首にかかる過剰な負荷を肩や背中に分散させる段階的アプローチを行いました。
【初期(1〜3回目):手首・前腕の筋膜リリースと手負担の軽減】
まずは手首の腱を強力に引っ張っていた前腕(肘から下)の深層筋膜を優しくリリース。骨の配列(橈尺関節)を整えることで、腱鞘を通る腱の摩擦ストレスを即座に緩和していきました。
併せて、手首に負担をかけない「手のひら全体で赤ちゃんを支える抱っこフォーム」や、授乳クッションの正しい活用法を指導。3回目の施術後には、スマホ操作時の激痛が軽減し、日常の恐怖感が和らぎ始めました。
【中期(4〜7回目):巻き肩・肩甲骨アライメントの矯正】
根本原因であった巻き肩と猫背を矯正し、肩甲骨を胸郭の正しい位置へアプローチ。肩から肘、手首にかけての正しい連動性を取り戻すことで、赤ちゃんを抱っこした際に手首だけにかかっていた重みが体幹へと分散されるようになりました。
これにより、抱っこやオムツ替えの際のズキッとする痛みが大幅に減少いたしました。
【後期(8〜10回目):全身の連動性定着と再発予防】
抱っこや家事動作を行っても手首へ負担が集中しないフォームを定着させ、産後の骨盤や体幹の安定性を高めていきました。計10回の施術を重ねることで、赤ちゃんの抱っこや手首を使ったスマホ操作、ペットボトルの開閉を行っても手首の痛みは完全に消失いたしました!
■改善後の生活の変化
「毎回の抱っこやスマホを見るたびに激痛が走り、育児を楽しむ余裕すらありませんでした。でも、アスラボさんで肩や腕のねじれから整えてもらったおかげで、今ではまったく痛みを気にせず抱っこできるようになりました!手首を休められないママの気持ちに寄り添って対応してくださり本当に感謝しています。」と、晴れやかな笑顔でお話ししてくださいました。
現在は子育てによる身体の負担をケアするため、定期的なメンテナンス通院を継続されています。
■専門家からのアドバイス:手首の腱鞘炎・ドゥ・ケルバン病でお悩みの方へ
育児中やスマホ操作による手首の腱鞘炎は、「手を休められないから治らない」「サポーターで固定するしかない」と諦めてしまいがちな症状です。しかし、痛みの真原因は手首そのものだけでなく、「抱っこ姿勢による前腕のねじれ」や「巻き肩による肩甲骨の機能不全」といった上半身全体のバイオメカニクスの破綻にあります。
「湿布やサポーターを試しても改善しない」「育児中で手首の痛みが限界」とお悩みの方は、原因を放置せず、骨格と身体の使い方から根本改善へアプローチする鹿児島市のアスラボ.鍼灸整骨院にぜひご相談ください。
■店舗情報・アクセス
当院は鹿児島市内に3店舗を展開しております。お近くの店舗へお気軽にお問い合わせください。
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