■症例概要
40代後半、立ち仕事と普段の買い物などでよく歩かれる女性の患者様の事例です。2ヶ月ほど前から、朝起きて布団から出た「一歩目」に、踵(かかと)のやや前方あたりに突き刺さるような激痛が走るようになりました。少し歩くと痛みは落ち着くものの、夕方になると再び足の裏全体がジンジンと痛み、最近では日中の立ち仕事中も常に痛みを気にするほど悪化し、日常生活に支障をきたしてご来院されました。
■施術前の状態
足裏を細かく検査したところ、足の指の付け根から踵までを繋ぐ「足底腱膜(そくていけんまく)」の踵付近に、強い炎症と微小な断裂(傷)が確認されました。 根本的な原因を探ると、長年の立ち仕事による疲労から「土踏まず(足のアーチ)」が潰れて扁平足のようになっており、クッション機能が完全に低下していました。さらに、骨盤の傾きからくる左右の体重バランスの崩れにより、右足だけに過度な衝撃が加わり続けている状態でした。ご本人も「朝起きるのが憂鬱で、このままだと大好きな旅行にも行けなくなるのでは」と深く悩まれていました。
■施術と改善への道のり
痛みが強い初期は、足裏の患部への無理なマッサージは避け、まずは土台である骨盤と股関節の歪みを整える「骨盤矯正」から行いました。左右の体重の乗り方を均等にした上で、足首や足の指の関節の詰まりを解消し、潰れていた「足のアーチ(衝撃吸収機能)」を本来の形へ導くアプローチを施しました。 あわせて、お仕事中の足への負担を減らすため、正しい靴の選び方や、硬くなったふくらはぎ・足裏を優しく緩めるセルフストレッチの指導も行いました。 4回目の施術を迎える頃には、一番つらかった「朝の一歩目の激痛」が大幅に軽減。夕方のジンジンする痛みも徐々に治まっていきました。
■改善後の生活の変化
計7回の施術を終える頃には、朝の一歩目も含め、足の裏の痛みはほぼ完全に消失しました。 「今では朝も怖くなく、すっとベッドから起き上がれます!立ち仕事の後も足が軽く、諦めかけていた友人との旅行の計画もまた立て始めました」と、本当に嬉しそう笑顔を見せてくださいました。現在は、再び足のアーチが崩れないよう、足指の機能を高めるエクササイズと定期的な骨盤メンテナンスを並行して継続されています。
足の裏の痛みは、歩き方の癖や骨格の歪みを放置すると非常に長引きやすいエリアです。「そのうち治るだろう」と我慢を続けず、一歩目に違和感を覚えたら、ぜひ一度アスラボ.鍼灸整骨院にご相談ください。
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