症例報告

【改善事例】30代女性:歩くたびに足の付け根が詰まる、あぐらや開脚をすると鼠径部に走るピキッとした痛み(股関節の不調)

■症例概要

30代後半、デスクワークをこなしながら、週に数回ジムやヨガに通われている女性の患者様の事例です。3ヶ月ほど前から、歩き出す際や階段を上る瞬間に「右の足の付け根(鼠径部)」に何かが挟まったようなズーンとした詰まり感を覚え始めました。体が硬いせいだと思い、自宅で一生懸命お風呂上がりに開脚ストレッチを行っていましたが、徐々に悪化。最近では、ヨガであぐらのポーズをとる際や、寝返りを打つだけで鼠径部にピキッと鋭い痛みが走るようになり、「このままでは大好きな運動ができなくなる…」と強い焦りを感じて当院にご来院されました。

■施術前の状態

詳しくお身体のバランスや股関節の連動性(バイオメカニクス)を分析したところ、股関節の前面を支える靭帯や、太ももを持ち上げるインナーマッスル(腸腰筋)の付け根に強い緊張と圧痛が確認されました。 さらに根本原因を突き詰めると、日頃の座り姿勢の癖から「骨盤が過度に前へ傾き、ねじれた状態(反り腰)」になっていました。骨盤が正しい位置からズレていたため、太ももの骨(大腿骨頭)が骨盤の受け皿(臼蓋)の理想的なポジションからはずれ、脚を動かすたびに関節の淵にガツガツと衝突(インピンジメント)して微小な炎症を引き起こしていることが痛みの正体でした。

■施術と改善への道のり

股関節はデリケートな関節であり、詰まっている状態で無理にストレッチをすると関節包や軟骨を痛めるリスクがあります。そのため当院では、まず股関節の受け皿である「骨盤のゆがみとねじれ」をミリ単位で整える骨格矯正から開始しました。 骨盤をニュートラルな正しい位置へと立てることで、太ももの骨がスムーズに回旋できる本来のスペース(アライメント)を取り戻していきます。土台が整った段階で、骨盤を引っ張ってカチカチにロックしていたお尻の深層筋肉(臀筋群)や内ももの筋肉(内転筋群)へ優しく手技アプローチを施し、滑らかな柔軟性を復活させていきました。 あわせて、当院の得意分野である運動療法(ラボ機能)として、股関節を正しい軌道で動かすための「体幹(インナーマッスル)の使い方」の指導や、関節を痛めない正しいセルフストレッチを伝授。4回目の施術を迎える頃には、歩行時の足の付け根の詰まり感が劇的に減少していきました。

■改善後の生活の変化

計8回の施術を重ねることで、歩行時や階段の昇り降りでの股関節の詰まり感は完全に消失。あぐらの姿勢やヨガのポーズをとっても、鼠径部に痛みや違和感すら出ない状態まで回復されました。 「脚が付け根からスムーズに前に出るようになって、歩くのが本当に軽いです!諦めかけていたヨガも思い切り楽しめるようになり、毎日の生活にハツラツとした元気が戻りました」と、本当に嬉しそうな輝く笑顔でお話ししてくださいました。現在は、再び股関節のポジションを崩さないタフでしなやかな身体を維持するため、定期的な骨盤メンテナンスと、ラボでの体幹・股関節まわりのトレーニングを継続されています。

股関節の詰まりや痛みは、痛む患部を強引にストレッチしたり揉んだりするだけでは根本解決になりません。本質的な原因は、骨盤のゆがみによって関節の噛み合わせが狂ってしまっていることにあります。「歳のせい、身体が硬いせい」と諦めて変形が進行してしまう前に、足の付け根に少しでも違和感を覚えたら、ぜひ一度、身体全体の連動性を正すアスラボ.鍼灸整骨院にご相談ください。


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